物凄く久しぶりの更新で申し訳ございません💦
お大切なお客様のおかげで再度利用して頂けるお客様が増え、大変ありがたい事ににぎわっております。
この場を借りてお礼申し上げます。
皆さま、本当にありがとうございます。
今回ですが、駐車場にオイルのシミが出来てしまうといった症状でお越し頂きました。
ご帰宅後、駐車場に停めて朝見てみると、10cm程度のオイルシミができてしまうとの事でした。
オイル漏れは、漏れている箇所によって火災を引き起こす原因になりえますので、しっかりとチェックが必要です。
お車見ながらお客様とお話している時に、軽油の匂いが・・・
どうやらエンジンオイルだけでなく、燃料も漏れだしている様子です。
燃料の方は、オイルよりさらに怖いです。
燃料ですので、即火災になりえます。
ちなみにこのエンジンですが、W212等にも搭載されているエンジンで、非常に良いエンジンなのですが、弱い箇所がいくつかあります。
その弱いポイントが今回の修理の箇所です。
このエンジンに関しては良くあることなのです。
しかしながら、この様にしっかりと整備を施してあげれば、強くて良いエンジンですので、もしこのエンジン搭載車にお乗りのお客様は一つ一つメンテナンスされていけば、長く乗れるエンジンだと思います。
では作業風景に参ります。
今回、弱いポイントの1つ、エンジンオイルクーラーからの漏れです。
エンジンオイルクーラーはエンジン内部のVバンクの間にあります。
排熱が非常に高くなる箇所に搭載されているため、オイルクーラー自体が歪んでしまったり、亀裂が入ってしまったりといった事が起きます。
大体の場合、今回の症状はこの箇所からの漏れです。
ちょうど真ん中に見える物がオイルクーラーです。
これですね。
この様に本当にVバンクの中にありますので・・・かなり過酷な状況の中頑張っている部品なのです。
取り外しました。
今回、亀裂は見られませんでしたが、歪みまくりでした。
歪んでくると、下に見えますオイルのシーリングと、オイルクーラーが離れた状態になり、オイル漏れを発生させます。
オイルクーラー搭載部のエンジン側です。
しっかり掃除を行いまして、新品を組み付けていきます。
もう一点、燃料漏れですが、燃料漏れは、燃料ホースから漏れる場合が殆どです。これもまた弱いポイントなのです。
燃料パイプなどに亀裂や漏れなどがない事を確認の上、ホースを交換していきます。
最後に試運転をしっかりと行いまして、オイル漏れや燃料漏れがない事を確認の上、お返しいたしました。
試運転で長く乗らせて頂きましたが、やはりMBは良い車ですね!
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