お久しぶりの投稿になってしまいました。
極寒の年末ですね・・・皆さまどの様にお過ごしでしょうか。
文頭ですが、本年も皆様にはお世話になりました。
来年も変わらずご愛顧を賜ります様、よろしくお願い申し上げます。
インターネットで当店を見つけて頂きました。
数ある修理店の中から見つけて頂きましてありがとうございます。
突然、警告灯がたくさん点灯し、ステアリングも重くなってしまうといった症状が発生したとの事で、お電話頂きました。
このような感じですね。
チェックエンジンからABSやらいろいろですね。
また、インフォメーションディスプレイには、これまたイロイロ制限しますといった警告が。
これでけ警告がついてしまうのですが、原因は一つ。
ホイールセンサーの不具合です。
ホイールセンサーは各車輪の速度を計測しているセンサーです。各々の車輪が同じスピードで作動している場合には、正常に車が進んでいるといった判断をコンピューターがします。
しかしながら、例えば、リア側の両輪のみがフロント両輪よりも遅くなった場合、コンピューターはリア両輪で何か問題があった(ホイールがロックした等)と判断します。
そういった車両の現状を見ているセンサーなのです。
最近の車は、ホイールセンサーからの信号をいろいろなシステムに使用しており、ホイールセンサーが故障すると、信号をもらっているシステムすべてがエラーを出します。
エラーといいますか、正常に作動しませんよーといった警告(注意)です。
実際のところ、正常には作動しなくなってしまいます。
ステアリングが重くなるといった事も、ホイールセンサーとは関係ないかと思いきや、速度感応式のステアリング等がついておりますので、コンピューターが速度を感知できないと、アシストをせず、ある程度の重みを残して速度感応式のステアリングアシストを止めてしまったりします。
こんな事が起こるので、たくさんの警告灯が点灯するわけです。
そのような訳で、ホイールセンサーを交換します。
ホイールセンサーは良く壊れてしまう部品ではありますので、今回の様な1箇所のホイールセンサーが故障した場合でも、全輪すべて交換する事をお勧めいたしております。
理由と致しましては、今回、右の後側のホイールセンサーが故障しましたが、そのほかの3輪のホイールセンサーも同じ期間、同じ条件で使われているホイールセンサーです。
上記の事から、近いうちに他のホイールセンサーも故障する可能性が高いということになります。
何度も修理すれば、工賃も無駄になりますし、何度もお越し頂いて、お車をお預かりする事となってしまいます。
そういった事を防止するためにお勧めさせて頂いております。
前側ホイールセンサー脱着の写真
後側ホイールセンサー脱着の写真
良く行う作業ですので、手慣れたものです。
これがホイールセンサーです。先端についているセンサーでホイールの速度を計測します。
交換し、診断機にてエラー消去後、試運転を30キロ程度行いました。
特に問題のない事を確認してご納車させて頂きました。
年末の営業内に部品が間に合ってよかったです💦
これからも末永くよろしくお願い申し上げます。
ベンツの修理、受け付けてますので下記LINEからお気軽にどうぞ!