きれいなブルーのW246 Bクラスです。
ホームページからお問い合わせいただきました。
症状はチェックエンジンが点灯してしまうとの事。
特に走っていて不調に感じられることは無いが、水温が安定しないとの事でした。
早速診断機にて点検を始めます。
お客様の感じられている症状、正解でした。
電動サーモスタットの異常で、水温が適温に保たれないといったエラー内容です。
最近の車は、サーモスタットが電気で制御され、エンジンの状況に応じて非常に細かく水温を調整することが出来ます。
燃費向上の為ですね。
しかしながら、その制御をするがゆえに・・・弊害といっては何ですが、燃費競争の弊害ですかね。。。
細かい制御をするには、それ相応の機械が必要です。その機械も、機械ですのでいつかは壊れちゃいます。
制御を細かくし、燃費を上げるために必要なのですね。
さて、そんなことはともかく、修理を行っていきます。
と言いましても、電動サーモスタットはエンジンの後方、吸入空気管の真下に位置している為、いろいろ分解していかないと、目視する事すらできません。
これが吸入空気管のインテークマニホールドと言う部品です。
これを外すと、やっと目視できるのです。
真ん中のホースがいっぱい刺さっている部品が電動サーモスタットです。
なんだか、これを見るたびに、AKIRAが出てきそうだな・・・と思うのです。わかってくれる方、ありがとうございます。
取り外し致しました。
これが電動サーモスタットです。
新品を取り付けて、分解した部品を組み付けていきます。
組み付け終わりましたら、再度診断機による設定と試運転、冷却水のエア抜きを2晩程度行います。
冷却水系の修理の場合、冷却水のエア抜きをしっかりしないと、冷却水が減ったりイロイロ問題がおきますので、当店では少し時間がかかりますが、2晩程度エア抜きを行います。
最後に試運転を行い、症状が再発しない事を確認し終了です。
この故障はAクラスでもおこる事です。
A、Bクラスでチェックエンジンでお困りの場合はぜひ下記LINE、もしくは問い合わせフォームからご連絡くださいませ!